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あっ!とブログ - 怖い話し

怖い話し

カテゴリ : 
ちょっと堅い話
2009年09月20日
若干気持ち悪いので。人にはあまり言わなかった話ですが・・・

あれは・・・そう、会社勤めをしていて、単身赴任だった7~8年くらい前のことだったと思います。

当時、私は月に1度くらい秩父に帰ってきていました。

赴任先は滋賀県。
後半は新幹線で往復していましたが、最初の頃、車で帰ってきていたころの話です。

金曜の深夜に秩父に帰って、日曜の深夜に滋賀に戻る、というような帰郷をしておりました。
いつものように日曜日の夜

「じゃぁ、また来月な」

などと家族の元を後にし、滋賀に向かいました。
その日はお盆だったでしょうか?夜でも車の通りの多い夜でした。

和田トンネルを抜け、長野の岡谷に入ったところで渋滞にはまりました。

「なんだよぉ、こんな時間に渋滞ってなぁ・・・」

などと思い、イライラしておりました。

ふと見ると、右側に住宅地に入る路地が目に入りました。

「あ、あれ行けるんじゃね?」
と思って、ダメで元々、とりあえずそちらに入って行きました。

ただ・・・そのとき、なんとなくですが、頭の中で

「そこ・・右」

という、人の声か自分で思ったのかわからない感じがしたのを憶えています。

入ると、本当に住宅地で、細い路地が多く

「失敗したぁぁぁ」

というのが本音でした。

すると、また頭の奥で、声がしたのか自分で思いこんだのか

「次・・・右」

と聞こえた気がしました。

そして、その感じに導かれるように右に・・・・

その後も

「右」
「左」
「まっすぐ」

という感じで、走ったことも無い道を走り続けました。

10分ほど走ったでしょうか?

「こんなに走って、へんな方に出ないだろうなぁ」

という不安もありました。

そのときです。
前方に広い道が見えてきました。

「お?国道かなんかに出られるのか?」

と思った次の瞬間!

「止まれ!!」

と感じました。

あわててブレークを踏む私・・・

すると、割と高齢の方、70歳くらいでしょうか?が、よろよろと路地から出てくるではありませんか。

「あっぶねぇ、引くところだった。俺って運がいい!」

などと、楽天的に考えました。
今思うと、その老人がこっちを向いて「ニヤ」っとしたような気もしないでもないです。

老人が通り過ぎるのを待って、そのまま進むとどうやらそこは、インターチェンジにほど近い国道のようです。

国道に出て右折、ほっとした私に、今度ははっきりと聞こえました。それまでは感じていたしかなかったのですが、声として聞こえました。

「・・・・オメデトウ・・・」

なんか怖くなって、道路に面したコンビニで一休みしようと、左に寄せるためにミラーで後方を確認したその瞬間!

はっきりと見えました・・・

ルームミラーに写る、後部座席に座っていた小さな小さな、小学生低学年くらいでしょうか?
黄色の帽子をかぶり、ランドセルを背負い、手から血を流した、小さな男の子が私に微笑みかけているのを。
目を背けたかったのですが、なぜかじーっと見入ってしまいした。

そして・・・
彼は私にわかれを告げたかのような口の動きをし、車から降りました。いや、ただしくは、降りたような気がしただけかもしれません。

怖かったけど、なんだか嬉しい体験でした。

その後、その場を何度か通りましたが、そのときのような感覚はなく、また何も見ることはありませんでした。

彼は何を伝えたかったのでしょうか?・・・
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